疲労回復に効果的なタイ古式手技
疲労回復に効果的とされるタイ古式マッサージの手技を一覧で紹介します。手技ごとの詳細ページで施術方法や適用部位を確認できます。
8件の手技

仰向け下腿部への手掌圧
この手技は、タイ古式マッサージにおける「脚・足首まわりへの掌圧(しょうあつ)/ライン押し」と呼ばれるものです。 施術者は両手のひらを使い、足首からすね・ふくらはぎ周辺にかけて、ゆっくり体重を乗せながら圧を入れています。指で揉むというより、手のひら全体で包み込むように押すため、刺激が一点に集中しにくく、比較的やわらかい圧になります。 目的としては、足首まわりのこわばりをゆるめること、下腿部の血流やリンパの流れを促すこと、足先の冷えや重だるさを軽減することが挙げられます。タイ古式では、脚には「セン」と呼ばれるエネルギーラインが通ると考えられており、その流れを整える意図でも行われます。 行う際は、相手の足首を急に押し込まず、呼吸に合わせてじんわり圧をかけます。痛みが出る強さではなく、「重さを預ける」程度が基本です。くるぶしの骨の上、アキレス腱、膝裏、強い腫れや炎症がある部位は避けます。

仰向け足先を支え足首をゆっくり反らせる
仰向けの姿勢で足先を支え、足首をゆっくりと反らせながら、足部から足首まわりに圧を加える手技です。足関節の可動域を確認しながら、無理のない範囲で足底・足背・アキレス腱まわりへ働きかけます。タイ古式マッサージでは、足は全身の土台と考えられ、足首のこわばりをゆるめることで、下腿や膝まわりの緊張緩和にもつながります。強く引っ張るのではなく、呼吸に合わせてじんわり伸ばすことが重要です。足先の冷え、むくみ、歩行後の重だるさが気になる方にも取り入れやすい手技です。

脚のロッキング掌圧
仰向けの姿勢で、施術者が体をゆっくり揺らすように体重を使いながら、片足ずつ足裏からふくらはぎ、膝まわり、太ももへと圧を移動させていく手技です。指先の力で押すのではなく、手のひら全体を使って面で圧を加えるため、刺激が局所に集中しにくく、深部へじんわり届きやすいのが特徴です。タイ古式マッサージでは、脚に通るセンラインを意識しながら、下半身全体の緊張をゆるめていきます。リズムのある圧と揺れによって、受け手は呼吸を整えやすくなり、脚の重だるさやこわばりの緩和が期待できます。強く押し込むのではなく、施術者の体重移動で自然に圧を伝えることが大切です。

片脚牽引と足首調整
仰向けの姿勢で片脚を軽く持ち上げ、足首や足先を支えながら、脚全体をゆっくり牽引する手技です。強く引っ張るのではなく、足首から膝、股関節までのつながりを確認しながら、呼吸に合わせてじんわりと伸ばしていきます。タイ古式マッサージでは、脚に通るセンラインを意識し、足元から下半身全体の緊張をゆるめる目的で行われます。足首まわりのこわばり、ふくらはぎの張り、股関節の詰まり感がある場合にも取り入れやすい手技です。施術者は受け手の反応を確認しながら、痛みや違和感が出ない範囲で牽引の強さを調整します。

片膝曲げ股関節ストレッチ
仰向けの姿勢で片膝を曲げ、施術者が膝と太ももを支えながら、股関節まわりをゆっくり伸ばしていく手技です。脚を無理に押し込むのではなく、膝の角度や股関節の可動域を確認しながら、呼吸に合わせてじんわり圧をかけます。太ももの前側、鼠径部、骨盤まわりに働きかけることで、長時間の座り姿勢で硬くなりやすい股関節周辺の緊張をゆるめやすくなります。タイ古式マッサージでは、下半身のセンラインを整える流れの中で行われることが多く、脚の重だるさや腰まわりの詰まり感を軽減したい場面にも適しています。受け手の膝や腰に負担が出ない範囲で、ゆっくり行うことが重要です。

片膝外開き股関節ストレッチ(応用)
仰向けの姿勢で片膝を曲げ、膝を外側へ開きながら股関節まわりを深く伸ばしていく応用手技です。施術者は受け手の骨盤や反対側の脚を安定させながら、曲げた脚の膝・太もも周辺にゆっくり圧を加えます。基本の片膝曲げ股関節ストレッチよりも、股関節の外旋や内もも、鼠径部への伸びが出やすいため、可動域を確認しながら慎重に行うことが大切です。タイ古式マッサージでは、下半身のセンラインを整える流れの中で用いられ、骨盤まわりの詰まり感や脚の重だるさをゆるめたい場面に適しています。腰が反りすぎたり、膝にねじれが出たりしないよう、受け手の呼吸と反応に合わせて圧を調整します。

片膝外開き太もも揉み流し
仰向けの姿勢で片膝を外側に開き、脚を安定させた状態で、太ももの筋肉や筋を両手でゆっくり揉み流していく手技です。施術者は膝まわりを軽く支えながら、太ももの外側・前側・内側に手を当て、膝側から足の付け根に向かって圧を移動させます。股関節を大きく伸ばすというより、脚の角度を保つことで太ももに触れやすい状態を作り、こわばった筋や筋膜をやさしく剥がすようにほぐしていくのが特徴です。足の付け根へ向かって流すことで、下半身の巡りを促し、太ももの張りや重だるさを軽減します。膝や鼠径部に強い圧をかけず、受け手の反応を確認しながら行います。

片膝立て下腿ほぐし
仰向けの姿勢で片膝を立て、施術者が足首からふくらはぎ周辺を支えながら、下腿部をゆっくりほぐしていく手技です。脚を伸ばした状態よりも膝を曲げることで、ふくらはぎやアキレス腱まわりの緊張がやわらぎ、足首から膝下にかけて触れやすくなります。施術者は足首を安定させながら、手のひらや指を使って下腿のラインに沿って圧を加え、筋肉の張りやこわばりを確認しながら丁寧に流していきます。タイ古式マッサージでは、足元から脚全体の巡りを整える流れの中で用いられ、足の冷え、むくみ感、ふくらはぎの重だるさが気になる場合にも取り入れやすい手技です。強く揉み込まず、受け手の反応に合わせて圧を調整します。